2010年05月11日

オキュパイドジャパン



(注:写真の全てがオキュパイドジャパンではありません)
オキュパイドジャパン、それは日本が第2次世界大戦終戦後に
輸出用の商品として生産し、海外に販売していた品物の名称です。
具体的な品物は西洋人向けの陶磁器類や生活用品が主です。
オキュパイドとは「占領地」という意味です。
要するにメイド・イン・ジャパンと堂々と名乗ることが出来なかった
日本の屈辱の、そして今の日本を作る礎となった
歴史のひとつともいえるでしょう。



日本人の感性で作られた西洋人向けの食器という物は
オールドノリタケの例がありますので珍しくはありませんが、
敗戦後の日本各地で、西洋人に手にしてもらえるように
試行錯誤して作った品物、和の感性を上手く生かした品物など、
確かな魅力のある商品が数多く存在します。



父上の店には焼き物類のオキュパイドジャパンを
結構な数取り揃えておりますので全てを網羅するのが困難な状況です。
しかもこれがお客様に結構評判がよろしいのか、
ここに紹介した商品は来店時には既に無くなっている事も
多々ありますのでご了承ください。



オキュパイドジャパンでよく見かけるのはこの手の陶製人形。
柔らか味のある表情や造詣が暖かさを醸し出します。



製作者はこの人形に筆を入れながらまだ見ぬアメリカや
ヨーロッパの国を思い浮かべていたのでしょうか?
それともこの一品がいつか日本を大きくする物となると信じて
一心不乱に人形を焼いていたのでしょうか?
作り手の顔が思い浮かぶ品物、それがオキュパイドジャパンです。


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Posted by 骨董屋「和」の息子 at 18:33│Comments(0)商品の説明
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